女性看護人
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手術中

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○ 壬生城内
   土佐藩野戦病院とクロロホルム麻酔の使用

 安塚の戦いの時、壬生城周辺の戦闘が熾烈となり、その後も銃撃戦による傷兵が続出した。
  土佐藩従軍医 弘田親厚は慶應4年(1868)閏4月14日、切断手術に麻酔薬「コロール(クロロホルム)を嗅せ麻酔せしめ」とあり、当時「…医にして毒薬を与え」と麻酔術を否定していたなかで極めて先進的な医療行為であった。この戦争においてクロロホルム麻酔の実例は、同4年1月17日英国人医師ウイリアム・ウィリスが、京都の薩摩屋敷で行っ切断手術の使用を最初とし、壬生での実例はその約4ヵ月後であった。